ご意見やご感想、
問い合わせ等が
ございましたら、
こちらまで。





ドライエイジング、その他、限定品等



H さん
商品名 サドル用ドライエボニー
 
前回の弦のまま、サドルだけを交換してテスト致しました。


素材自体固さがあり、作業性は骨などの素材と同程度かと思われました。
タスクより少々固めの様な気がしました。
転がした音が骨素材よりも響きがよく、期待が膨らみました。


音色の変化ですが、煌びやかな倍音成分は少しだけ減りますが、迫力はかなり出ます。
ズン!という感じの響きに変わりました。


フィンガーで弾きますと、良く鳴るギブソンの小型のモデルの様な感じです。
1、2弦もしっかり主張のある発音をしますので、ブルースが非常に気持ちいいです。
自分は爪を伸ばさないタイプですので、爪のある方が弾けばもう少し高域成分が出て、
フィンガーでも充分迫力を感じられるはずです。


ピックでのプレイは迫力そのものです。
弾いている者だけでなく、近くで聴いている人の腹にも届きそうな感じです。
音量、音圧が上がった様に感じます。


マーティンの様な煌びやかな倍音が豊富な方が好みの人には合わないかも知れませんが、
私の様にギブソンが好みの人には完全にストライクです。




H さん
商品名 サイクルドライエイジング(楽器処理)

当方、亜熱帯の西表島在住です。
ウクレレは約1ヶ月の施工期間を経て帰って参りました。
それから11日程経過しております。  
その間の気候は6日間が雨、2日間が曇り、3日間が晴れ
湿度は60〜90%の間を彷徨っていました。

エアコン等湿度調節は行わず、本体はヘッドを壁に掛けるスタンドに掛けっぱなしでした。
ウクレレは2011年製造のコア合板のテナータイプです。
弦はダダリオのナイロン弦で、施行前から交換しておりません。
今回施行は乾燥のみで、シルド・ラボラトリー様による調整はされておりません。

まず手にして感じた事。軽い。
残念ながら施行前の重量を量り忘れてしまったのと、最近はベースを弾いていましたので、これは当てになりませんが、他のソプラノウクレレに迫る軽さです。

匂いがしました。
木を燃やした様な、または燻製の様な匂いです。
ナットやサドル、ホワイトのパーツ部分が若干茶色くなっています。
ビンテージパーツに近い色です。
ですので、本体と一緒に施行されているのでしょうか。
内部のラベルは紙製ですが、変色等は見当たりません。
ボディ等にも変色や変形は見当たりません。

肝心の音ですが、まず、奥行き、広がりが出ています。
音量が上がっています。
全体的にサスティンが伸びています。
特に1弦5Fがデッドポイント(サスティンが2秒ありませんでした)でしたが、6秒近くに改善しています。
こちらの超多湿地帯でも、それらは到着時から今のところ変化はありません。
結果的には非常に良い方向への変化のみであったと思います。

当方ギターやベースをメインでプレイしておりますが、アコースティックやウクレレ等のものよりも広く強固に塗装されたポリやアクリルのボディやネックに、果たしてどこまで効果があるのか
興味が出て参りました!



 ポイント解説

●軽さについて
ドライエイドは”材の根本的な限界値を上げる”ため、部分的な調整(ナットやサドル等)とは次元の異なる改善を見せます。実はヴィンテージの材もこれに限りなく近い状態が起きており、実際にこの状態を再現するには本来30〜50年はかかります。
ドライエイドはこのブラックボックスを解明する事で、再現可能にしたヴィンテージ化技術です。

●匂いについて
乾燥の際に熱を使い材の経年変化を促進します。
その際に内部の成分が短期間で蒸発するため、同時に数十年で起こるような
木の成分揮発がまとまって起こり、くすぶった芳香として香る事があります。
経年変化としては良い傾向です。
ほんのりと香る程度かと思いますが、時間が経つにつれて香りは落ち着き無くなっていきます。

●色などについて
接着されているものなどは、今回そのまま処理しています。
ナットやサドルなど、時間が経つ事で色みが変化するタイプの材は
同時に経年変化する事が確認されています。
骨系素材なども褐色になり、音も熟成される傾向にあります。

●音について
全ては効率の良さが根本的に上がっているため、このような事が起こります。
デッドポイントの解消も、音量の向上も、90%以上を占める木材が
劇的に基本性能を上げた事で起こります。
既存概念でお考えの方からは「信じられない」などご理解頂けない事も多いのですが、
シルドでは、いつも起きているいたって普通の事なのです。

●吸湿について
普通の乾燥ではとたんに元に戻るのですが、
ドライエイジングの工程を通過する事で、水と反応しにくくなっています。
通常、水分が木に入り込む事で膨張したり、乾燥収縮を繰り返す事で
しばしばトラブルの原因となりますが、水分反応が減って材がかなり固定化するため
トラブルも減ってあらゆる点で利点が生まれます。
(リペア料金がドライエイド施工費用を軽く超える方もおられます)

●塗装について
塗装は無い状態が好ましいです。塗装の無い状態が最も効果は顕著に出ます。
塗装されているぶん乾燥に時間もかかりますが、塗装の無い部分からの水分蒸発がありますので、
原理的には可能です。
その際は処理物の状態をお知らせ下さり、ご相談下さいます様お願い致します。



H さん
商品名 高度乾燥エボニーブリッジピン
 
待ちに待ったブリッジピンが届きました!

タスクから乗せ替えたのですが、素晴らしいのひとことです!

ギブソン純正からタスクに替えた時も、音の輪郭とクリアーな音色になったので気に入ってたのですが、高度乾燥エボニーはそれに加えて膨らみと音量が上がりました!

知り合いに宣伝するくらい絶賛してたタスクの音が平べったい感じがします(笑)

今度はこのブリッジピンを宣伝しますね!

こんな凄い開発をして頂いてありがとうございます!




S さん
商品名 ドラムスティック(ドライエージング処理)
 
・リムショットがやたらと響く
・だいぶ軽く振りやすい
・アタックが鋭く音の立ち上がりがかなり速い。
・スティックが回しやすい(笑)
・音抜けが良い

Pro-Mark(プロマーク)製ヒッコリーのスティック未処理と処理モノで叩き比べしてみました。
「え?こんなに違うの?」と口に出るほど、誰が振っても分かるレベルでかなり軽くなっています。(現場の数人で確認済み)
強度も確実に上がっておりアタックの瞬間にスティックのたわむ感じが未処理にはありますが、ドライエイドにはそれがほとんどありません。
そもそもスティック同士を叩いた音からドライな音であからさまに違います。
より全体で響く様になりました。
これまでヒットの瞬間から僅かに遅れて「ゥダン!」と一呼吸置いて最大音量で鳴っていた物が「ダン!」とそのまま遊び無くダイレクトに立ち上がります。
振り味がこれまでよりも軽く遊びが無い(ヒットの瞬間から速攻で立ち上がる)ので、今までの感覚よりも速く鳴ってしまい慣れが必要なほどハイスピードな立ち上がりです。
鈍重さは皆無で、明るく音抜けに効果ありです。
ヒットの瞬間、独特の音圧が凝縮したような「パァ!」と弾ける感じが面白いと思います。
レコーディングでも良い結果が出るかもしれません。


 ポイント解説

現場に立会い確認したところ、かなりの違いに楽しんで頂けました。
実際にスティックを振ってみましたが、確かに振りやすくなっています。
軽くなって慣性が減ったという点もありますが、振るというのはてこの原理に似ていますので先端の軽さは相当振りの軽さに影響するようです。たかだか数グラ ム、されど数グラムでしょうか。
今までバットの先に錘を付けて負荷トレーニングしていた様なものですので、その違いは数字以上に体感できます。
強度も向上しているのでスティックを振り下ろす瞬間やヒットの瞬間のたわみが減って、力が逃げなくなったのも振りやすさに繋がっているはずです。また、今後の消耗耐久性にも注目です。
「棒状の材で物理的に叩く」という行為ですので、ドライエイドの特徴がモロに出る結果となりました。
ギターで言うとネックをドライエイドしたものと感想は類似しています。
どうしても一本一本製作に予想以上に時間がかかるのですが、これでしか味わえない鳴りがあります。

「楽器で神格化している”ヴィンテージと同様の木”でスティックを作ったら?」
その答えは是非ご自分の手で、耳でご体感下さい。

音響用途に強烈な適性を見せるドライエイドの処理などお問い合わせはこちらから



S さん
商品名 ナット用ドライエボニー
 
エボニーナット+牛骨サドル+普通のエボニーブリッジピンで、
非常にゆったりとした音色で気にいっております。
しかしながら自分のギター(スプルーストップ+マホサイド&バック)の場合
些か大人しく、高音弦側で音の立ちが弱いため、JPから出ている(象牙の代替品
らしいふれこみ?の)駱駝の脚骨ブリッジピンを試してみたところ、なかなか
良い結果が得られました。

エボニーナットに依ってほどよく抑えられた倍音状態で、駱駝ピンにて全体的に
押し出しが加味され、キツ過ぎない、立体感ある音色が得られました。


 ポイント解説

とりわけ乾燥モノのエボニーナットは刺々しさの無い整理された倍音感プラス、ナチュラルな空気感がありますが、その他の伝達経路等に柔らかい雰囲気の材を使った事で、力のバランスもありますが、マイルドな方向に向かったのかもしれません。
好みもありますが、その場合は今回の様にブリッジ側に硬質な物をあてがう等して、バランスを取られると良いと思います。
ピンは簡単に交換可能ですので色々と試されてみてください。



S さん
商品名 ナット用ドライエボニー
 
さて、エボニーナットは000-18リペア時に付けてもらいました。
いい響きをしてると思います。牛骨の、普通のキツさが取れて反応が速く感じ、
いい素材だと思います。

後日追加でご感想を頂きました。
「このエボニーナットでは、余計な倍音成分が整理されて音が聞き取り易い。
また、サスティンも程良く切れるので反応が早くなったように聞こえます。
楽器から木の響きがします。長時間弾いてても耳疲れが少ないように思います。
弦はフォスファー・ブロンズよりもブロンズの方が似合いますね。」




S さん
商品名 高度乾燥エボニーブリッジピン
 
最近ギターの音を少し変えてみたいと思っておりましたが、面白い素材との事で興味もありましたしタスクからの交換です。
エボニーピンは初ですが、はっきりと音が変わりました。
弾いていて気持ちいです。
凄く耳あたりのいい音と言うんでしょうか。音に深みが出て中域の出がしっかりしました。
音が太くなるのでアタックで低音も出ているはずですが、レスポンスが向上したためかしつこくありません。
インストものなんかで聞く、ソロギターのらしいトーンに近づく感じですね。
音の持って行き方というか、方向性が高級なギターのトーン(飛び方?)を持っているような気もします。
なかなか絶妙のバランスかもしれません。



U さん
商品名 高度乾燥エボニーブリッジピン
 
また、先日は、お忙しいところ、お電話差し上げまして失礼しました。
あのブリッジピンは、今までにない音です。
電話でもお話したとおり、弦はもとよりナットやサドル、ピンまで、いろんな材質を試み、愛器の「いい音」を探しております。
そんな中で、ブリッジピンは象牙製でとりあえず落ち着いていたのですが、今回購入したものは、手持ちの内何本かいい結果を出しています。特にアディロン・マホには相性がいいみたいです。
ローズ系は象牙がなじんだ音と甲乙つけがたい感じです。象牙のように音の暴れが落ち着くのに時間が掛からないというのは良い事です。
 
音の立ち上がり、音量・サスティーン、高音から低音までのバランスが良くなりました。
この効果は、私にとって倍音の整理された音として一級品です。もちろん芯があっての話ですが、程よく倍音が整理された太い音は、ピックでも指でも非常に気持ちよく鳴るものですね。
 
いい買い物ができました。
今度ギターを調整するときに、ナットもエボニーに換装してみたいと思います。
 
では、御礼方々。


 ポイント解説

ドライエージングピンはご使用になられた通り、独特で特殊な音質変化を行うようにデザインされています。製品はエージング処理されてから選別してバラツキや音質の管理を行っていますので、音の押しや歪みの無い高域感を体感できた事と思います。

多少お時間がかかりますが、1〜2ヶ月くらいでギターに馴染み、より澄んだ見通しの良いトーンへと変化しますので、この変化等もお楽しみ頂ければと思います。



O さん
商品名 ナット用ドライエボニー
 
先 日ナット用ドライエボニーを購入させて頂きました。以前変えたタスクの弦溝が減ってきたので、このナット材を持ち込んでナット交換のみリペアしましたが、 これで作ったナットは最高でした!音が深いのに抜けます!スタンドから体に抱えただけのタッチノイズから何か音が違います。うまく言えませんが、敏感に なったのかリアルで感度が良くなったような音で、ダイナミックからコンデンサーマイクに変えたような雰囲気でした。
リペアして頂いたプロの方も「エボニーナットにしては抜けますね。ここまで良いのはなかなか見つからないんですよ〜。どちらから入手されましたか?」と 言っていましたので、確かに物はいいみたいです。音は太くなったのですが、コロンやカランとした具合で鳴るので低音がしっかり出てもあまり邪魔にならない のが不思議です。いずれにしろナットは交換するつもりでしたので、少しの投資で結果が出てうれしいです。
他のギターもナット交換の際はそちらのエボニー材をあてがってみようと思います。




J さん
商品名 高度乾燥エボニーブリッジピン
ナット用ドライエボニー
 
こんにちは。色々と使用してみましたので、感想をお送りします。乾燥エボニーピンですが、これはいいですね。
開封時の事ですが手のひらに落とした瞬間、木材とは思えないような硬質で金属にも似た音が鳴り、「これが木か?」と驚きました。
フォルヒのドレッドタイプに使用しましたが、めちゃくちゃ軽く響きがいいためかレスポンスが速く軽快に感じます。抜けは良いのですが、いわゆるぎらついた感じがなく若干乾いた感じがあるので気持ち良い鳴り方になりました。
一音一音にやや深みが出るせいか、サスティーンも染みるように美しいです。
もしや音に影響があるからあえてドット無しにこだわっているのかもしれないという気もしてきました。
真っ黒なピンは初め少し地味な気もしていましたが、ブリッジと同材という事もあってよく馴染み特に気になりません。黒で統一するのも意外に渋くて気に入りました。シンプルなので飽きが来ない気もします。
音勝負な品ですね。


次にドライエボニーを使用して実験的にナットを作ってみました。(楽器店でリペアをやっています)
こちらはタスクとの交換ですが、ピンと同系統な音ながらもより音への影響力は強いと感じます。
サスティーンも倍音も他の素材とは違いますし、普通のエボニーならば音が吸い取られる感じがありますが、それとはまるで違う音で、木材変化がこれほどのものなのかと正直驚きました。
軽快さがさらに増加し、タスクの時よりも中低域がより前に出ました。高域は澄んでおり、更に深々と鳴ります。
今まで少しガヤガヤしていたものが落ちて、音程成分だけ出ているという感じでしょうか。
バランスがすごく良いというか倍音がうまく整理されるような感じで、海外ものの良質な録音みたいな聞きやすさがあります。
音は作り方による部分も大きいとは思いますが、経験上こういう軽さや特定の音域に乗る癖はナットの削り方では変えられないような気がします。形は形、素材は素材で得られる音は全く違いますからね。
乾いた木の雰囲気が出るこのナット材はピン以上に変化を感じられました。



I さん
商品名 高度乾燥エボニーブリッジピン
 
高 度乾燥エボニーブリッジピンですが、ブリッジピンを変えただけでも思っていたより変わるものなのですね。驚きました。変えたときの印象は以前より音の輪郭 がくっきりとし、音に深みが増した、そう感じました。ピンを変えるだけでこれだけの効果が得られるとは本当に驚きです。



Tさん
商品名 高度乾燥エボニーブリッジピン
 
こ んにちは。これまでシルドさんの商品をいろいろ使わせてもらいギターライフがより楽しくなりました。特に最近購入したエボニーブリッジピンにはびっくりし ました。正直ピンくらいで、そんなに音が変わると期待してなかったのですが、明らかに体にくる響きが大きくなりました。97年製コリングスOM−2Hなの ですが、もともと10年たっているピンと換えても低音はよりパワーが増し、高音は響きがすごく明瞭になったというか、前に出てくる感じになって、僕の中で は大ヒットです。



Sさん
商品名 高度乾燥エボニーブリッジピン
 
ブリッジピンをサザンジャンボに付けてみましたので、簡単ではりますが感想を送らせて頂きます。


貴社のブリッジピンに変えた時の最初の印象は、「音のバランスの良さ」です。

タスクのブリッジピンから交換しました。
オリジナルのプラスチック製のものからタスクに交換したときは、その音色の変化と音量の増加に驚きました。
タスクのブリッジピンをかなり気に入ってたので、装着前は音量が落ちるのではないか、、、と正直不安もあったのですが、そんなことは全くなかったです。
タスク装着時と同等の音量を維持しつつ、音域が中低音域に寄った印象です。
タスクも素晴らしい商品と個人的には思っていますが、やや音がぎらつくというか高音域が強調される傾向があると思います。
個人の好みの域だと思いますが、私はしばらく貴社のブリッジピンを使用してみたいと思います。

あと私の思い違いかもしれませんが、ブリッジピンをつけた初日から日が経つにつれて少しずつ音量が上がってきている気がするのですが。。。
ピンがギターに馴染むということがあるのでしょうか・・・?
それとも私の耳が慣れてきただけなのでしょうか?

別の木材を使用したピンも楽しみにしております。
いつも素晴らしい商品ありがとうございます。




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