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■ Reality matching (リアリティ・マッチング)
ライン上のアコースティックサウンドにおいて、最も重要であり再現が難しいのはリ
アルさです。
通常我々が聞いているほとんどの”音”は立体空間による位相(距離感や位置の事)が大きく関わっており、
二
次元のサウンドではなく三次元の音を聞いています。実際の生楽器は否応なく三次元で音が展開され、それを聞いているプレイヤーやリスナーは生音の魅力を
知っており、その音の傾向は深層心理に刻まれ本能的に覚えています。
つまりリアルさとは音色だけでなく時間軸による位相も必要であり、この音の速さを味
方に付ける事で初めて、生音と同じ三次元の
音(立体表現)を再現可能にします。
これにより聴覚上の不自然さが解消され、違和感の無いサウンドとなるのです。
あくまで不自然では無く人間の耳に合わせてあげる・・・これがリアリティ・マッチング理論です。
■ EWF (Emotional Waving Filter)旧モデルはこちらのみの搭載です。
興奮や快感を脳に与える特有の揺らぎを、信号が通る際にピックアップ信号等に印加させる特殊技術です。
研究の結果から得られたこの振動パターンを信号周波数を邪魔する事無く乗せる事で、出音は殆ど変わらないながらも感覚的に作用する面白い機能が備わりま
す。
ある意味催眠効果とも言えるのではないでしょうか。
特定の音がモデルになっており、それから抽出したパターンを出すようにケーブル自体を組み上げるので、
全体がフィルターとなっています。
■ CVX
音声信号が通過する際にケーブルから副次的に発生する不要な倍音を整理する技術。不要倍音にマスキングされている音源の明朗化によってレンジ感の向上から生まれる情報量の拡大を行う
事で、源音が本来持つ空気感や気配を
さらに引き出します。
より手軽に聞きやすく滑らかで抜けの良い低歪みのサウンドを提供します。
■ DPG処理(CVX標準搭載開始)2011・8/7より〜
より高い音抜けを実現するために考案されたサウンド理論。同じボリューム位置でも、より中域がハッキリと大きく聞こえるようになります。ミックス作業で、またはアンサンブルなどで音の抜けが向上するた
め、コンプやリバーブでの設定が非常に楽に狙いやすくなります。同じ音量でも音通りがよいため、ライブでのハウリング対策にも高い効果を発揮する特徴があ
ります。
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